ヒトの根本にあるもの
こんにちは、
突然ですがみなさんは進化心理学という学問はご存知ですか?
今日は人の根本について書かれた本を紹介します
タイトルはズバリ、
「野蛮な進化心理学」ダグラス・ケンリック著 山形浩生/森本正史
です。
進化心理学とは簡単に言うとヒトが生物として子孫を繁栄させるために生物環境に適応するような進化をした結果つくられた心理のはたらきについて研究している分野です。
普段私たちは人間として生きているため自分達が生物であることを知らぬ間に軽視していると思います。
ヒトは高度に発達した脳になり、考える力を得たため、生物の本来の目的であろう遺伝子を後世に伝えていこうという本能を持っているということを忘れがちだと思います。
「子孫繁栄だけが人間の生きる意味ではない」と思われる方もいるかも知れません。
しかしヒトはいち生物として含まれている以上
生物としての本能がからだに含まれているのです。
本書はそんな人間の本能から生じる殺人、セックス、その他諸々の行動の原因を進化心理学という学問と絡めて教えてくれます。
また、この本を読んで私が思ったことがあります。
それはちまたに溢れているいわゆるモテ本といわれている書物を読むよりもこの本を何度も見返した方が参考になりモテるだろうと…
また、私が以前読んだことのある「女と男のだましあいーヒトの性行動の進化」という本も進化心理学に書かれていて面白かったです。
- 作者: デヴィッド・M.バス,David M. Buss,狩野秀之
- 出版社/メーカー: 草思社
- 発売日: 2000/02
- メディア: 単行本
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二冊を読めば進化心理学についてだいぶ詳しくなると思います、
みなさんも進化心理学を知ってヒトの根本をのぞいてみませんか??